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■不具合のペースメーカー、プログラム修正へ 年内にも開始 [健康ダイジェスト]

 東京都中野区にある医療機器製造販売会社が、海外から輸入・販売した心臓のペースメーカーなどの医療機器に不具合を起こす恐れがある問題で、販売した会社は患者の体内から医療機器を取り出さず、内蔵されたプログラムを無線通信で修正し問題に対応することになりました。
 この問題は、東京都中野区の医療機器製造販売会社「ボストン・サイエンティフィック ジャパン」がアメリカから輸入・販売した医療機器のセンサーに不具合を起こす恐れが見付かったものです。
 不具合の恐れがあるのは、心臓のペースメーカー「アコレード」と「アコレードMRI」の2万4639台と、心不全の症状を改善させるための医療機器「ヴァリチュード」の311台で、その多くが患者の体内に埋め込まれているということです。
 これらの製品では、センサーの一部の不具合で患者の脈の強さを誤って認識する恐れがあり、必要な血液が送られず失神など重篤な健康被害が起きる可能性があります。これまでに検査で不具合が2件見付かったものの、患者の健康被害は確認されていないということです。
 販売した会社は医療機器を体内から取り出さず、内蔵されたプログラムを無線通信で修正し問題に対応することになりました。医療機関と連携しながら、年内にもプログラムの修正を始めることにしています。
 会社では患者向けの問い合わせ窓口を設置しており、電話番号は0120−033−686、平日の午前9時から午後5時まで受け付けています。

 2018年11月29日(木)




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