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■たばこの警告表示面積、50%以上に引き上げへ 2020年4月から適用 [健康ダイジェスト]

 たばこの包装に表示する健康被害に関する警告について、財務省は28日、表示にかける面積を広げることを決めました。これまでは包装の主な面積の30%以上としていましたが、世界保健機関(WHO)が推奨する50%以上に引き上げます。警告表示のルール変更は約15年ぶりとなります。
 今後、関連する省令を改正し、2020年東京オリンピック・パラリンピックで新表示のたばこを流通させるため、一部を除いて2020年4月1日の販売分から順次、適用します。
 警告がはっきりとわかるように文字を大きくし、警告表示を区切る枠線を現状より太い「1ミリ以上」とし、文字と枠線の色は白か黒に限定します。
 病気のリスクなど警告の定型文言も8種から10種に増やし、「たばこの煙は、周りの人の健康に悪影響を及ぼします」など受動喫煙に関する表現を充実させます。未成年の喫煙防止に関する文言は必ず表示することにします。たばこが原因で健康を害した人たちの写真など、画像による警告の実施は見送りました。
 普及の進む加熱式たばこについても表示面積は50%以上としますが、健康被害の科学的知見が得られていないとして、「悪影響が否定できません」などと、紙巻きたばこよりも表現を緩めます。
 財務省の審議会の分科会では、たばこ広告についても、業界に自主規制を要請。これを受け、日本たばこ協会は、新聞や雑誌への広告掲載の制限を強化する方針です。

 2018年12月28日(金)

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