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■東京都がインフルエンザ流行警報を発表 昨季より1週間早まる [健康ダイジェスト]

 東京都内でインフルエンザの患者が急激に増えたことから、東京都は17日、インフルエンザの「流行警報」を発表し、こまめな手洗いなど対策の徹底や感染が疑われる場合は早めに医療機関を受診するよう呼びか掛けています。
 東京都によりますと、1月7~13日の1週間に都内の419の医療機関から報告されたインフルエンザの患者の数は1つの医療機関当たり平均31・7人で、前の週の3・4倍と急激に増え、都全体で国の定める基準値の30人を超えました。
 東京都は、インフルエンザが大きな流行になっているとして、これまでの「流行注意報」を切り替えて17日、「流行警報」を発表しました。
 東京都内に警報が出るのは、昨シーズンより1週間早いということです。
 また、東京都内では今月13日までに延べ236の幼稚園や学校で学級閉鎖などの措置がとられたということです。
 これまでに検出されたウイルスを分析したところ、10年前に「新型インフルエンザ」として世界的に流行した「H1N1型」が全体の約72%を占めているということです。
 東京都は、こまめな手洗いなど対策の徹底や感染が疑われる場合は早めに医療機関を受診するよう呼び掛けています。

 2019年1月17日(木)

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