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■名古屋刑務所で300人がインフルエンザ感染 愛知県の患者数は全国1位 [健康ダイジェスト]

 愛知県みよし市にある名古屋刑務所でインフルエンザの感染が広がり、これまでに受刑者と職員、合わせて300人が感染していたことがわかりました。
 名古屋刑務所によりますと、12月20日ごろからインフルエンザの感染が広がり始め、1月31日までに受刑者のうち205人が感染したということです。これはすべての受刑者1709人の約12%に相当し、受刑者の感染者数は記録の残っている過去5年間で最も多いとしています。
 また、刑務所の職員も21%に相当する95人が感染したということで、受刑者と合わせたこれまでの感染者数は300人に上っています。
 このため、名古屋刑務所では、1月26日から受刑者全員の体温測定を始め、28日からはほとんどの工場を停止させて、炊事や洗濯などを除く刑務作業を中止し、居室で自習させる対応をとっています。
 名古屋刑務所によりますと、患者が急増したのは1月24日ごろで、「すでに発症のピークは過ぎたとみられる」としています。今も感染している受刑者の数は100人で、「病状が重い感染者はいない」としています。
 名古屋刑務所は、「感染源は不明だが、1人が感染して受刑者や職員の間で広がったのでは」とし、「早期に収束させるためにあらゆる対応をとっており、健康管理には万全を期していきたい」と話しています。
 愛知県では、1月14~20日までの1週間に報告された1医療機関当たりのインフルエンザの患者数が統計を取り始めて以降、最多の81・86人となって、全国でも最も多くなっており、インフルエンザ警報を出して予防の徹底を呼び掛けています。

 2019年1月31日(木)

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