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■中国で血液製剤がHIV汚染か 医療機関に1万2000本出回る [健康ダイジェスト]

 中国・上海の大手国営医薬品会社「上海新興医薬」の販売する静注用人免疫グロブリン(IVIG)製剤に含まれるHIV(エイズウイルス)抗体から陽性反応が検出され、国家衛生健康委員会は5日、国家食品薬品監督管理局へ通報し、全国の各医療機関に対し同社薬品の使用停止と厳封処理を指示しました。
 関連する患者への病状の観察なども指示し、医薬関連部門に状況調査や薬品の処理作業への協力を求めています。
 IVIG製剤は、重症感染症や自己免疫疾患などに広く使用される薬品。IVIG製剤の原材料となる血漿(けっしょう)に含まれている抗HIV抗体は、陰性であることが条件とされています。
 全国の医療機関に出回ったIVIG製剤約1万2230本がHIV(エイズウイルス)に汚染されている可能性があるものの、これまでにこのIVIG製剤を使用した人について、HIV(エイズウイルス)への感染例は報告されていないといいます。

 2019年2月7日(木)

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