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■肺がん治療薬の副作用で、2年半に52人死亡 「オプジーボ」治療歴ある患者はリスク高 [健康ダイジェスト]

 肺がん治療薬「タグリッソ」の使用後に副作用とみられる症状が出て、約2年半で52人が死亡していたことが、製造販売元のアストラゼネカによる調査で判明しました。報告を受けた厚生労働省は、患者の治療歴に注意して使うよう呼び掛けました。
 タグリッソは「EGFR」という遺伝子に突然変異があるタイプの肺がんの治療薬で、手術ができないか再発の患者が対象。調査では、2016年3月から2018年8月までに、タグリッソによる治療を受けた患者3578人を調べました。このうち2079人に下痢や爪の炎症、発疹などの副作用がみられました。亡くなった52人中、27人が間質性肺疾患を発症していました。
 背景を詳しく調べたところ、がん免疫治療薬「オプジーボ」での治療後に、タグリッソを使うと、治療歴のない患者と比べ、間質性肺疾患を発症するリスクが2倍以上に高まることがわかりました。

 2019年3月2日(土)

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