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■国産の遺伝子治療薬、厚労省が初承認 脚の血管を再生 [健康ダイジェスト]

 大阪大発ベンチャーの「アンジェス」(大阪府茨木市)は26日、開発を進めていた体内に遺伝子を入れて病気を治す「遺伝子治療薬」が、厚生労働省から製造・販売の承認を受けたと発表しました。対象は重症の動脈硬化に対して脚の血管を再生する薬で、遺伝子治療薬の承認は国内で初めて。
 販売は田辺三菱製薬が担当し、今夏にも医療現場で利用できるようになる見込み。
 承認を受けた治療薬「コラテジェン」は、血管が詰まった脚に新しい血管を作るための遺伝子を注射して治療します。症例が少ないため、十分な知識と経験を持つ医師や施設の使用、販売後の薬効や安全性などの追加調査が承認の条件。今後5年間の追加調査で良好な結果が出れば、この条件をなくしての使用が見込めます。
 遺伝子治療薬は、遺伝子を体内に入れて病気を治す次世代治療薬として国内外の製薬大手やベンチャー企業が開発を進めています。有効な治療方法が確立されていない、遺伝子の異常が原因の難病への治療薬として期待されています。
 一方で、研究開発や治療薬の生産に多額の費用が必要となるため、薬価が高額になる見通し。そのため国の医療保険制度に影響を与えかねないとの懸念もあります。
 アンジェスは大阪大発のベンチャーで、2002年に上場しました。コラテジェンは1999年の会社設立以来、開発に取り組んできました。

 2019年3月27日(水)

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KennethJilia

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by KennethJilia (2019-03-28 10:08) 

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