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■アスクル、大企業に大衆薬を通販へ 4月中にサイト開設 [健康ダイジェスト]





 ネット通販大手のアスクルが、一般用医薬品(大衆薬)の法人向けネット通販に本格参入します。中小事業所向けに試験的に運用してきましたが、4月中に大企業向けのサイトを開設します。社員が急に体調を崩した際に使える風邪薬などの「常備薬」をそろえたい企業の需要を見込みます。文房具や事務用品などとセットで購入できるため、利用頻度が高まるとみられます。
 取り扱うのは大衆薬のうち比較的リスクが低いとされる「第2類医薬品」と「第3類医薬品」で、合計で約2000種類をそろえます。風邪薬の「パブロン」シリーズや解熱鎮痛剤「バファリン」などが該当します。通常のネット通販と同様にサイトで探し、他の商品とまとめて注文できます。
 これまで法人で利用する医薬品は、配置薬会社が提供する「置き薬」のサービスか、従業員がドラッグストアなど近隣の店舗まで買いに行く事例が多くなっていました。他の備品と一緒にネット通販で買えれば請求書をまとめることができ、会計などの事務処理の手間を省ける利点もあります。
 職場で使う風邪薬のほか、土木関係の現場で使う消毒薬や、飲食チェーン向けのやけど薬など幅広い業種での利用を見込んでいます。2018年末に試験提供を始めた中小事業所向けのサービスでは、花粉症の薬などを購入する顧客も多いといいます。
 大衆薬の国内市場規模は約1兆1000億円とされますが、現在ネット通販で買われているのはこのうち数%程度で、アスクルは需要の拡大余地が大きいと判断しました。

 2019年4月2日(火)
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