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■運転免許証の自主返納、75歳以上は過去最多の29万人余 警察庁まとめ [健康ダイジェスト]

 高齢ドライバーによる死亡事故が相次ぐ中、運転免許証を自主的に返納した75歳以上の人は、昨年1年間に全国で29万人余りと、これまでで最も多くなったことが3日、警察庁のまとめでわかりました。
 昨年、75歳以上のドライバーが起こした死亡事故は、全国で460件と、死亡事故全体の件数が減少傾向にある中、深刻な状況が続いています。
 このため、全国の警察は、加齢による身体能力の衰えで運転に不安を感じている高齢者などに運転免許証の自主的な返納を勧める取り組みなどを行っています。
 警察庁によりますと、2018年の1年間に運転免許証を自主返納した75歳以上の人は、全国で29万2089人と、2017年を3万8152人上回り、自主返納の制度が始まった1998年以降で最も多くなりました。
 また、免許証を自主返納して運転経歴証明書を交付された75歳以上の人も24万4726人と、これまでで最も多くなりました。
 警察庁は、高齢者本人だけでなく、その家族からの相談にも応じて、身体能力に合わせた運転や免許証の自主的な返納につなげるための全国共通の相談ダイヤルを今年の秋から設置する方向で準備を進めるほか、自動ブレーキ搭載車などに限って運転を認める条件付き免許証の導入なども検討しており、引き続き、高齢ドライバーによる事故防止の対策を進めていくことにしています。

 2019年4月4日(木)

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