■介護職員の半数以上、ハラスメント被害を経験 厚労省が初めて調査 [健康ダイジェスト]
特別養護老人ホーム(特養)や訪問介護事業所などの介護職員の半数以上が、サービス利用者から身体的・精神的な暴力や性的な嫌がらせなどのハラスメントを受けた経験があることが、厚生労働省が初めて実施した調査で明らかになりました。厚労省は10日、事業者向けの対応マニュアルをまとめました。
調査を委託された三菱総合研究所が今年2月、介護事業所を通じ、約1万人の介護職員から回答を得ました。特養職員の70・7%、訪問介護職員の50・1%が「利用者からハラスメントを受けたことがある」と回答。サービス利用者の家族からの被害経験がある人も、2割程度いました。
昨年1年間に受けた被害の内容(複数回答)は、特養では身体的暴力が最多で90・3%。訪問介護では精神的暴力が81%。被害を受けた特養職員の22・1%、訪問介護職員の9・2%はハラスメントを原因に病気やケガをしたことがありました。
2019年4月15日(月)
調査を委託された三菱総合研究所が今年2月、介護事業所を通じ、約1万人の介護職員から回答を得ました。特養職員の70・7%、訪問介護職員の50・1%が「利用者からハラスメントを受けたことがある」と回答。サービス利用者の家族からの被害経験がある人も、2割程度いました。
昨年1年間に受けた被害の内容(複数回答)は、特養では身体的暴力が最多で90・3%。訪問介護では精神的暴力が81%。被害を受けた特養職員の22・1%、訪問介護職員の9・2%はハラスメントを原因に病気やケガをしたことがありました。
2019年4月15日(月)
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