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■ファストフード店でのプラスチック製ストローの提供禁止へ 台湾がアジアで初めて規制 [健康ダイジェスト]

 環境汚染を食い止めようと、欧米などでプラスチック製ストローの提供をやめる動きが広がる中、台湾でもアジアで初めて、今年7月から、ファストフード店などの店内でプラスチック製ストローを提供することが禁止されることになりました。
 台湾の環境保護当局は1日、利用客が店内で飲食する際に使い捨てのプラスチック製ストローを提供することを今年7月1日から禁止し、違反した場合は日本円で最高2万円余りの罰金を科すと発表しました。
 対象となるのは、ファストフード店、デパートやショッピングセンターにある大手レストランチェーン、それに官公庁や学校にある飲食店で、一般の飲食店は含まれていません。2020年には、対象を全飲食店に拡大する方針といいます。
 海に投棄されたプラスチックごみによる環境汚染が問題となる中、プラスチック製ストローの提供を制限する動きは欧米などで広がっていますが、台湾の環境保護当局によりますと、アジアでは初めてだということです。
 台湾では、地元発祥のタピオカミルクティーなどを販売するテイクアウト専門店が広く普及し、ストローの年間使用量は30億本に上りますが、今回の規制の対象に持ち帰り用のストローは含まれておらず、削減量は1億本にとどまる見込みです。
 台湾の環境保護当局は、持ち帰り用のストローを対象に含めるなど規制の拡大も検討しており、現地では、ストローを使わずにドリンクに入っているタピオカをどうやって食べるのかなど、規制の行方に高い関心が集まっています。

 2019年5月1日(水)

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