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■ワインを飲む高齢者は認知機能が高い 大阪大が研究 [健康ダイジェスト]

 ワインを飲む高齢者は飲まない人に比べて認知機能が高い可能性があるという研究結果を大阪大学の樺山舞助教(地域看護学)らがまとめました。6日に仙台市で始まった日本老年医学会の学術集会で発表しました。
 2016~2017年、東京都と兵庫県に住む76歳前後と86歳前後の高齢者計1217人を対象に、飲酒習慣と認知機能などを調べました。
 67人がワインを飲み、1150人は飲んでいませんでした。記憶力や注意力をみる検査で認知機能を評価すると、ワインを飲む人の認知機能は有意に高くなりました。一方、ビールや日本酒などワイン以外の6種の酒を飲む人では、認知機能に有意差はみられませんでした。
 これまでの別の研究で、ワインを飲むと認知機能の低下を防ぐ効果があると報告されています。特に赤ワインに含まれるポリフェノールなどによる抗酸化作用が理由として考えられるといいます。
 大阪大学大学院の共同研究者、赤木優也さんは、「ワインを好む人は健康志向が強いという影響も考えられる。ワインに認知症の予防効果があるとわかったわけではなく、さらなる研究が必要。過度な飲酒は認知機能に悪影響なので量はほどほどに」と話しています。

 2019年6月8日(土)

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