■エボラ出血熱などの原因ウイルス、輸入手続き完了 厚労省が5種を指定 [健康ダイジェスト]
エボラ出血熱など致死率の高い1類感染症の原因ウイルスの輸入を巡り、厚生労働省は5日、感染症法に基づき、輸入対象の5種類の原因ウイルスを正式に指定しました。国立感染症研究所村山庁舎にあるバイオセーフティーレベル(BSL)4と呼ばれる高度な安全設備を備えた施設で、受け入れるための手続きが整いました。
指定されたのは、エボラ出血熱、南米出血熱、ラッサ熱、クリミア・コンゴ出血熱、マールブルグ病の1類感染症の原因ウイルス。「最も危険」と分類されるウイルスが初めて海外の研究機関から国内に持ち込まれることになり、東京オリンピック・パラリンピックを控え、海外から持ち込まれる恐れがある感染症を素早く正確に検査できるようになります。
原因ウイルスは早ければ夏ごろにも国内に持ち込まれる見込みですが、危機管理上の理由で輸入時期や経路などは事前に公表しません。
また、厚労省は同日、感染研村山庁舎がある東京都武蔵村山市から受けた要望について、同市に回答。バイオセーフティーレベル(BSL)4の事故・災害対策の強化のほか、事故時の速やかな情報提供や施設運営のチェック体制の確保などに対応するとしました。
2019年7月7日(日)
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by bogdanKib (2019-07-08 02:58)