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■手足口病の流行、九州から東へ拡大 患者数が過去10年で最多に [健康ダイジェスト]

 主に幼い子供が感染し、手足や口に発疹ができる「手足口病」の流行が拡大しています。患者数はこの時期としては過去10年で最も多くなっており、国立感染症研究所は今後ピークを迎える可能性が高いとして、手洗いなど、予防を徹底してほしいと呼び掛けています。
 手足口病は、手や足、口の中などに発疹ができるウイルス性の感染症で、幼い子供ではまれに脳炎などの重い症状を引き起こすことがあります。
 国立感染症研究所によりますと、7月1日から7日までの1週間に、全国の約3000の小児科の医療機関から報告された患者数は3万1065人で、1医療機関当たりでは9・79人となりました。
 この時期としては、過去10年で2011年の9・72人を上回り最も大きな流行となっています。
 都道府県別では、福井県で31・13人、石川県で26・76人、香川県で17・11人、三重県で17・05人、滋賀県で16・41人などとなっていて、流行の中心が6月時点で最も多かった九州地方から、中部地方など東に移ってきています。
 流行は、今後1週間から2週間でピークを迎える可能性が高いということで、国立感染症研究所の藤本嗣人室長は「特に幼い子供がいる家庭や保育園などでは、オムツの適切な処理やこまめな手洗い、それにタオルを共有しないなど予防を徹底してほしい」と呼び掛けています。
 各都道府県ごとの1医療機関当たりの患者数は次のとおりです。
 北海道1・86人、青森県3・83人、岩手県1・83人、宮城県2・64人、秋田県0・43人、山形県6・27人、福島県15・66人、茨城県12・41人、栃木県5・83人、群馬県4・83人、埼玉県11・03人、千葉県14・22人、東京都9・72人、神奈川県10・31人、新潟県11・11人、富山県13・28人、石川県26・76人、福井県31・13人、山梨県4・08人、長野県3人、岐阜県8・08人、静岡県7・7人、愛知県9・76人、三重県17・05人、滋賀県16・41人、京都府11・21人、大阪府8・78人、兵庫県15・19人、奈良県9・32人、和歌山県10・3人、鳥取県16・21人、島根県9・91人、岡山県9・65人、広島県7・92人、山口県15・57人、徳島県5・09人、香川県17・11人、愛媛県10・84人、高知県16・07人、福岡県13・1人、佐賀県12・35人、長崎県8・93人、熊本県10・42人、大分県6・39人、宮崎県2・33人、鹿児島県5人、沖縄県1・38人

 2019年7月16日(火)

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