■健康被害の恐れのある野菜「コンフリー」を紹介 講談社が書籍回収・交換へ [健康ダイジェスト]
講談社は19日、2013年発行の「からだにやさしい旬の食材 野菜の本」と、2004年3月発行の「旬の食材 春・夏の野菜」で、健康被害をもたらす恐れがある植物「コンフリー」を食べられる野菜として紹介していたと発表しました。希望があれば本を回収し、改訂版と交換します。
1週間ほど前に社外から指摘を受け、判明したといいます。
当該の野菜は英名の「コンフリー」で知られる、ムラサキ科のヒレハリソウ。これを含む食品を摂取して肝障害を起こす例が海外で多数報告されていたとして、厚生労働省は2004年6月に食品としての販売を禁止していました。なお、これまで国内で健康被害の報告はないとのこと。
「からだにやさしい旬の食材 野菜の本」は、コンフリーが掲載されていた「旬の食材 春・夏の野菜」などを再編集したもので、不備はその際の確認不足に起因するとのこと。コンフリーが販売禁止になる前の内容を新しい本に転用したものと思われ、「からだにやさしい旬の食材 野菜の本」はこれまでに約5万5000部、「旬の食材 春・夏の野菜」は約3万6000部を発行しました。
講談社は両書の所有者に、送料着払いで講談社エディトリアルへ送るよう呼び掛けました。改訂版の返送時期は、近日中に案内するとのことです。
2019年7月21日(日)
1週間ほど前に社外から指摘を受け、判明したといいます。
当該の野菜は英名の「コンフリー」で知られる、ムラサキ科のヒレハリソウ。これを含む食品を摂取して肝障害を起こす例が海外で多数報告されていたとして、厚生労働省は2004年6月に食品としての販売を禁止していました。なお、これまで国内で健康被害の報告はないとのこと。
「からだにやさしい旬の食材 野菜の本」は、コンフリーが掲載されていた「旬の食材 春・夏の野菜」などを再編集したもので、不備はその際の確認不足に起因するとのこと。コンフリーが販売禁止になる前の内容を新しい本に転用したものと思われ、「からだにやさしい旬の食材 野菜の本」はこれまでに約5万5000部、「旬の食材 春・夏の野菜」は約3万6000部を発行しました。
講談社は両書の所有者に、送料着払いで講談社エディトリアルへ送るよう呼び掛けました。改訂版の返送時期は、近日中に案内するとのことです。
2019年7月21日(日)
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