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■アフリカ豚コレラ感染肉を密輸か ベトナム人留学生を逮捕 [健康ダイジェスト]

 ベトナムからの輸入が禁止されている品目の肉と鳥の卵を密輸したとして、警視庁は、同国籍で埼玉県川口市並木3丁目の留学生ハック・ティ・フオン・リン容疑者(23歳)を家畜伝染病予防法違反(輸入禁止)の疑いで逮捕し、23日発表しました。肉の一部から、アフリカ豚(とん)コレラウイルスの遺伝子が検出されました。
 生活環境課によると、ハック容疑者は6月13日、ベトナム発の旅客機に搭乗する際、香辛料をかけてバナナの葉で包んだ動物の肉350本(約10キロ)と鳥の卵360個(約25キロ)を段ボールなどに詰めて荷物として預け、羽田空港で受け取って密輸した疑いがあります。これらは同国から無許可での輸入が禁じられています。
 「豚肉とアヒルの卵で、自分で食べるために持ち込んだ。卵は親戚からもらい、豚肉の加工品は母の手作りだ」と供述しているといいます。量が多いことから、警視庁は販売目的だったとみて、21日に逮捕しました。
 家畜伝染病予防法は伝染病の蔓延(まんえん)などを防ぐため、一定の国・地域から特定の肉や卵を輸入することを禁じています。今回、遺伝子が検出されたアフリカ豚コレラは中国やベトナムで流行しており、人に感染する恐れはないものの、家畜への感染力が強く、ワクチンがないといいます。
 農林水産省によると、国内では昨年10月にウイルスの遺伝子が初めて確認され、以降も中国から持ち込まれた豚のソーセージなどから検出される例が54件あり、4月から検疫を強化していました。

 2019年7月23日(火)

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