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■夏風邪のヘルパンギーナが流行 38都道府県で患者増加 [健康ダイジェスト]

 乳幼児に多い夏風邪「ヘルパンギーナ」が、全国的に流行しています。23日の国立感染症研究所の発表によると、7月8〜14日の直近1週間の患者報告数は、全国38都道府県で前週よりも増えました。
 国立感染症研究所によると、全国約3000の小児科定点医療機関が報告した患者報告数は、前週比約36%増の1医療機関当たり2・88人で、10週連続で増加しました。
 都道府県別では、山口県が6・09人で最も多く、以下は石川県(5・07人)、栃木県(4・85人)、三重県(4・64人)、茨城県と東京都(4・53人)、香川県(4・39人)、埼玉県(4・27人)、群馬県(4・08人)、富山県(3・76人)、愛媛県(3・73人)、福井県(3・57人)、熊本県(3・56人)、新潟県(3・37人)、福岡県(3・34人)、神奈川県(3・31人)、佐賀県(3・3人)、愛知県(3・19人)、高知県(3・17人)、静岡県(3・09人)などの順でした。
 山口県では警報基準値(6・0人)を上回っており、同県は「これから流行期である夏季にかけて、さらなる感染の拡大が予想される」などとしています。
 ヘルパンギーナは、ウイルスを介した感染症。乳幼児が罹患するケースが多く、2~7日の潜伏期間をへて、38度以上の発熱後にのどの痛みが出ます。口の中に水疱(すいほう)ができ、破れると潰瘍(かいよう)になり、強い痛みを生じます。のどの痛みにより、食事や水分がとれずに脱水症状に陥ることがあるため注意が必要。まれに熱性けいれんや髄膜炎、急性心筋炎を合併することがあります。
 患者のせきや、つばなどに含まれるウイルスによって感染します。予防には手洗い、うがいの徹底と、タオルの共用を避けることなどが大切です。

 2019年7月24日(水)

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