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■熱中症の疑いで死亡、今日も相次ぐ 北海道で死者3人発生 [健康ダイジェスト]

 全国的に厳しい暑さが続く中、熱中症の疑いで死亡する人が相次いでいます。2日だけでも、北海道、山形県河北町、茨城県つくば市、富山市、兵庫県市川町で、生後11カ月から80歳代の男女少なくとも7人が熱中症の疑いで死亡しました。
 いずれも家の中や車の中で倒れていたということです。このうち北海道では、3人が死亡しています。
 三笠市では2日午前0時15分ごろ、自宅のベッドで寝ていた60歳代の男性が、意識不明の状態で見付かりました。男性は病院に運ばれましたが死亡が確認され、消防によりますと、搬送先の病院で熱中症による死亡だと診断されたということです。
 登別市では2日朝4時20分ごろ、60歳代の女性が住宅のトイレで倒れているのを家族が見付け、消防に通報しました。救急隊が駆け付けたところ女性はすでに意識がなく、その場で死亡が確認されました。女性の体温は40度を超えていたということで、消防は熱中症による死亡とみています。
 美幌町の住宅でも2日午前11時すぎ、80歳代の女性が倒れているのが見付かり、搬送された病院で死亡しました。消防によりますと、女性は熱中症の疑いと診断されたということです。
 茨城県つくば市では、80歳の女性が自宅の廊下に倒れているところを家族に発見され、病院で死亡が確認されました。
 富山市では午前9時半ごろ、アパート駐車場の乗用車内で、このアパートに住む生後11カ月の野畑心湊(のばた・ここみ)ちゃんがぐったりしているのを母親が見付け、病院で死亡が確認されました。
 また、山形県河北町では自宅にいた54歳の男性、兵庫県市川町ではトラック内で仮眠していたとみられる50歳代男性が死亡しました。
 今後1週間程度は全国的に猛烈な暑さが続くとみられ、気象庁は熱中症などへの注意を呼び掛けています。

 2019年8月2日(金)

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