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■マダニにかまれ日本紅斑熱 北九州市の78歳女性死亡 [健康ダイジェスト]

 北九州市に住む70歳代の女性がマダニにかまれたことによる感染症で死亡していたことが1日、わかりました。日本紅斑熱という感染症で、福岡県内での死亡例は確認できる2006年以降では初めてです。
 感染症で死亡したのは、北九州市門司区に住む78歳の女性。北九州市によりますと、女性は7月4日に腕に発疹ができ、翌5日に高熱が出て病院に入院しましたが、その後、昏睡(こんすい)状態となり7月26日に死亡しました。
 鹿児島県環境保健センターが血液検査したところ、死因はマダニにかまれたことによる日本紅斑熱と31日に確認されました。日本紅斑熱は、病原体「リケッチア」を持つマダニにかまれてから2~8日後に、頭痛や発熱の症状が出て、重症化すると死亡することもあります。
 福岡県内で日本紅斑熱で死亡が確認されたのは、データが残っている2006年以降で初めてですが、2015年にマダニによる別の感染症で2人が死亡しています。
 北九州市は、マダニが生息する山林や草地に行く際はマダニにかまれないよう長袖、長ズボンを着用し肌の露出を減らすように、注意を呼び掛けています。

 2019年8月3日(土)

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