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■コンゴのエボラ出血熱死者、2000人を超える 隣国ウガンダでも4人死亡 [健康ダイジェスト]

 アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)で昨年8月から続くエボラ出血熱の流行による死者が2000人を超えたことが、わかりました。また隣国ウガンダでは新たに1人が死亡しており、国連のアントニオ・グテレス事務総長によるコンゴ訪問を9月1日に控える中、エボラ出血熱の流行は衰えをみせていません。
 ウガンダで新たに死亡したのは、コンゴから入国した9歳の女児。ウガンダでエボラ出血熱の感染が確認され死亡した犠牲者は4人目で、容易に行き来が可能なコンゴ国境を越えて感染が拡大する恐れが再燃しています。 
 コンゴの保健当局が29日夜に行った発表によると、昨年の8月以降の死者は2006人(うちエボラ出血熱の感染が確認された患者は1901人、感染の可能性が高い患者は105人)で、902人が治癒しました。
 この死者数は、エボラ出血熱対策の直接評価を目的としたグテレス国連事務総長の3日間の日程でのコンゴ入りを直前に控えた中で、エボラ対策の後退を示す形となりました。
 感染封じ込めの取り組みは、コンゴ東部での紛争と、感染地域でエボラ出血熱と闘う医療従事者に対する攻撃によって阻害されています。グテレス事務総長が訪れる予定の北キブ州ベニの市長は、エボラ治療センターが一部の人々から「死の落とし穴」として見られていると語りました。

 2019年8月31日(土)

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