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■男性の尿漏れを防ぐ医療器具を開発 手術不要で取り外しが簡単 [健康ダイジェスト]

 男性の尿漏れを防ぐ医療器具を石川県白山市にある病院などが開発し、今年11月から病院での取り扱いが始まることになりました。
 開発された医療器具は、内側に3つの突起のある樹脂製の輪で、外側に輪の大きさを調整する機能があり、圧迫感を減らして血流を保ったまま尿道だけを締め付けることで、男性の尿漏れを防ぎます。
 前立腺がんや前立腺肥大症の手術の影響などで尿漏れに悩む男性のため白山市の公立松任(まっとう)石川中央病院と能美(のみ)市の北陸先端科学技術大学院大学、金沢市の企業が共同開発しました。
 国内では従来、尿漏れを防ぐために手術で体内に新たな装置を埋め込む手法が一般的でしたが、開発された器具は男性器の外から尿道を押さえ、手術の必要がない上に取り外しが簡単だということです。
 医療器具の開発は尿漏れに悩む患者と協力して進められ、患者として開発に参加した男性は「つけた際の痛みや違和感がほとんどないので、使った方には喜んでもらえると思います」と話していました。
 公立松任石川中央病院泌尿器科の前田雄司医師は、「この製品を待っている多くの患者さんや医師の方々に届けられるのが楽しみです」と話していました。
 この医療器具はすでに特許を取得し、今年11月から公立松任石川中央病院が取り扱い、今後、泌尿器科の医師を通じて全国の患者が購入できるようにしたいとしています。

 2019年9月30日(月)

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