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■女性医師の割合、日本が最下位で平均の半分以下 OECD調査 [健康ダイジェスト]

 日本の女性医師の割合は21%と経済協力開発機構(OECD)に加盟する欧米などの36カ国の中で最も少なく、平均の半分以下であることが、わかりました。
 これは、OECDが加盟する国の医療に関するデータをまとめた2019年版の報告書の中で、明らかにしたものです。
 それによりますと、36カ国の女性医師の割合が最も多いのは、バルト3国のラトビアとエストニアで74%、リトアニアが69%、次いでスロベニアが63%でした。
 日本は21%と加盟国の中で最も少なく、次いで韓国が23%、ルクセンブルクが36%となっています。
 日本は平均の48%の半分以下という結果となり、女性の社会進出が進んでいないことが、改めて浮き彫りになりました。
 また、人口10万人当たりの医学部を卒業した学生の数も日本は6・8人で最も少なく、55歳以上の医師の割合が日本は37%と平均の34%を上回っています。
 報告書によりますと、アイルランド(24・9人)、デンマーク(21・5人)など医学部の卒業生の割合が多い国では、海外からの留学生を積極的に受け入れているほか、外国人医師を活用しているということです。
 日本の医師数の先細り感に関し「医療提供体制を維持していく上で課題だ」と、報告書は指摘しています。

 2019年11月10日(日)

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