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■香川県でポリオウイルス入り培養液が下水に流出 発症する恐れなし [健康ダイジェスト]

 ワクチン製造大手の一般財団法人阪大微生物病研究会(大阪府吹田市)は9日、子会社でワクチンを製造する「BIKEN(ビケン)」の瀬戸事業所(香川県観音寺市)で、ポリオウイルスを含む培養液100リットルを下水に誤って流したと発表しました。
 最大10兆個のポリオウイルスが排水されたとみられるものの、このポリオウイルスは2012年まで経口生ワクチンに使われていた毒性の弱いタイプで、同研究会は「人体に入っても発症する恐れはない」としています。
 研究会によると、10月26日に35リットル、30日に65リットル廃棄した培養液にポリオウイルスが混入していました。
 ポリオウイルス混入時は加熱処理して廃棄する必要がありましたが、混入しているとは思わず、そのまま流したといいます。11月8日、残していた液からポリオウイルスが見付かって発覚しました。
 研究会は、流出したウイルスで人が発病する可能性がほぼない上、海水で薄められ、数週間で死ぬことから「人や動物への影響はないと考えている」としています。
 
 2019年11月11日(月)

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