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■入院患者18人、特定の抗生物質が効かないVREに感染 奈良県大和高田市 [健康ダイジェスト]

 奈良県大和高田市の病院で入院患者18人が、特定の抗生物質が効かないバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)に感染していたことがわかりました。このうち5人が死亡しましたが、病院側はいずれもVREとの因果関係はないとしています。
 大和高田市立病院によりますと11月11日、70歳代の男性の入院患者が特定の抗生物質が効かないバンコマイシン耐性腸球菌に感染していることがわかりました。
 このため、ほかの入院患者も検査したところ、4つの病棟で60歳代から90歳代の男女合わせて18人が感染していたことがわかりました。
 バンコマイシン耐性腸球菌は、高齢者や手術後の患者など、抵抗力が低い人が感染すると腹膜炎や敗血症などを引き起こす恐れがありますが、こうした症状が出た人はいないということです。
 また、感染した18人のうち5人が死亡しましたが、いずれも別の病気が原因で、バンコマイシン耐性腸球菌との因果関係はないとしています
 病院は、院内感染の可能性があるとみて消毒などの対策を進めているほか、原因を調査しています。
 大和高田市立病院の岡村隆仁院長は、「感染対策を行っていたつもりだったが足りなかったと反省している。早期収束を図るとともに対策を徹底する」と話しています。

 2019年12月9日(月)

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