SSブログ

■海の中で分解される新レジ袋を開発 半年以内に9割以上が水と二酸化炭素に [健康ダイジェスト]

 プラスチックごみによる海洋汚染が課題となる中、植物由来の樹脂で作られ、海の中でも分解されるレジ袋を愛媛県四国中央市の企業が新たに開発し、今年7月にも販売を始めることになりました。
 このレジ袋は四国中央市にある国内最大手のレジ袋メーカー「福助工業」が群馬大学と共同で開発し、サトウキビやトウモロコシなど植物由来の樹脂が原料に使われています。
 スーパーなどで配られる標準的なサイズで、重さ8キロの荷物を詰めて運べる強度を有し、海の中ではバクテリアによって180日以内に袋の9割以上が水と二酸化炭素に分解されます。
 素材の配合割合や成形加工に独自のノウハウが使われ、現在、ベルギーの認証機関に海洋生分解の製品として申請しています。
 認証されれば、海の中でも分解されるレジ袋としては世界で初めてだということです。
 早ければ、全国の小売店でレジ袋の有料化が義務付けられる7月にも販売を始めることにしており、価格は従来のレジ袋の7倍から10倍ほどしますが、すでに複数の企業から引き合いがあるということです。
 福助工業の大野輝幸・営業業務部長は、「海洋汚染対策に貢献し、経営面でも恩恵も受けられるのではないかと期待している」と話しています。

 2020年1月22日(水)




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。