■中国・武漢に1000床の新病院を10日間で建設　新型肺炎を専門に治療：健康創造塾：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

■武漢市含む湖北省全体への渡航中止　外務..｜■サケの成分に更年期障害を防ぐ効果　弘前.. ブログトップ

■中国・武漢に1000床の新病院を10日間で建設　新型肺炎を専門に治療　[健康ダイジェスト] [編集]

　新型のコロナウイルスの感染が拡大する中国では、最も深刻な湖北省武漢市をの中心にほぼ全土で確認されており、国家衛生健康委員会は患者の数は830人、死亡した人は25人になったと発表しました。
　さらに東北部の黒竜江省の保健当局も新たに１人が死亡したと発表し、死者の数は合わせて26人に上っています。
　こうした中、国営の中国中央テレビは、武漢市で肺炎の患者を専門に治療する大規模な病院の建設が始まったと伝えました。
　現地からの映像では、２万5000平方メートル広大な敷地に、大量の重機が投入され、急ピッチで建設が進められており、1000人の患者を受け入れることが可能な病院を２月３日までの10日間で完成させる予定だとしています。
　中国は2003年に重症急性呼吸器症候群（ＳＡＲＳ）の感染者が急増した際にも、北京市郊外にわずか１週間で新病院を建設して対応した例があります。新華社によると、武漢市の新病院の施設も、北京市の「小湯山医院」をモデルにして建設しているといいます。
　現地では、増え続ける患者の数に医療施設の受け入れが追い付かなくなっていると指摘されており、感染の拡大防止に向けて地元当局が全力で対応に当たっていると強調しています。
　武漢市では23日から現地を離れる航空便や鉄道などの運行が停止され、街が事実上、封鎖された状態となっているほか、周辺の複数の市でも、バスや鉄道などの運行を停止する措置が取られ、対策が強化されています。
　これについて、湖北省の王暁東省長は「武漢は人口が1000万人を超える交通の要衝である大都市で、旧正月の期間中は、人の往来が増えるため、感染が広がる大きなリスクがある。ほかの地域への感染の拡大を防ぐ責任を負わなければならない」と述べました。
　その上で「交通機関の停止は難しい選択で、長期的な安全と引き換えに、一時的に地元の人たちには不便をかけるが、理解と支援を求める」と述べました。
　また、王省長は食料などの物資は十分な備蓄があるほか、貨物輸送は行われており、物資の供給に問題はないとしています。
　この問題について、世界保健機関（ＷＨＯ）は23日、緊急に開いた委員会で「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態には現時点では相当しない」と発表した一方、今後、中国以外でも患者が増える可能性が高いとして各国に検疫の強化などを呼び掛けています。
　中国では、旧正月の「春節」を25日に控えて、24日から１週間の連休が始まり、このうち北京の空港では、日本などに向かうマスク姿の旅行客が訪れており、当局は乗客の体温検査を徹底するなど厳重な警戒が続いています。

　２０２０年１月２４日（金）