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■和歌山県で新たに4人が新型コロナウイルス感染 1人は有田病院の訪問歴なし [健康ダイジェスト]

 和歌山県は17日、県内で新たに4人の新型コロナウイルス感染者が見付かったと発表しました。うち1人は県内の50歳代男性で、感染者が見付かった済生会有田病院(同県湯浅町)の生活圏内に住んでいるものの、1月中旬以降は同病院に行ったことはないといいます。
 感染経路は判明しておらず、記者会見した仁坂吉伸知事は「立ち回り先を詳細に調べる必要がある」と話しました。
 50歳代男性は2月7日に発熱し、医療機関を受診。16日には別の医療機関で肺炎の症状がみられ、検査で陽性と判明しました。現在は入院中で病状は安定しています。直近の海外渡航歴はないといいます。
 県内では、13日に陽性が判明した同病院の50歳代外科医と70歳代の農業の男性について、いずれも感染経路が特定できていません。外科医はすでに退院したものの、農業の男性は人工呼吸器を付けるなど重い症状が続いています。
 感染ルートが不明な患者が新たに確認されたものの、仁坂知事はこれまでの感染者が同病院やその関係者に集中していることから、市中感染が起きている状況にはないとの認識を示しました。
 新たに感染が確認されたほかの3人は、同病院に入院中で感染が確認された60歳代の男性患者と同居する家族。80歳代の母親と50歳代の妻、50歳代の弟で、いずれも医療機関に入院予定ですが、症状は安定しているといいます。
 弟は2月3日に38・5度まで熱が上昇し、せきなどの症状が出ました。前日の2日には男性患者が発熱しており、県は家族間で感染が起きた可能性があるとみています。
 これまでに確認された和歌山県内の感染者は計9人。県は湯浅町の周辺で中国からの観光客が立ち寄った施設や宿泊先の調査も行い、感染の詳しい経路を調べることにしています。
 仁坂知事は、「感染者と接触した人を調べ、陽性の人がいれば隔離することを辛抱強くやっていく」と話しました。

 2020年2月17日(月)

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