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■新型コロナウイルス、九州で初の感染確認 福岡市の60歳代男性 [健康ダイジェスト]

 福岡市は20日、市内に住む60歳代の無職の男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。九州で新型コロナウイルスの感染者が確認されたのは初めてで、男性は今年に入り、中国を含めた海外への渡航歴はないということです。
 九州で初めて新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、福岡市内に住む60歳代の無職の男性です。この男性は、2月13日から発熱の症状があり、市内の病院を受診しました。
 病院では自宅療養を指示されましたが、19日になっても発熱が続いたため、同じ病院を再受診したところ、X線検査で肺に陰影が見付かり、感染症指定医療機関に入院していました。男性には発熱や肺炎の症状があり、検査の結果、20日未明、陽性が判明したということです。食事を取ることができ、重症化はしていないということです。
 男性と同居している妻と子供の合わせて2人についても検査が行われており、このうち妻は病院に入院しているということです。
 福岡市は男性の行動歴を確認するとともに、濃厚接触者の特定を急いでいます。
 福岡市の高島市長は記者会見で、「市民一人一人の心掛け、特に手洗いや、せきエチケットが大事だ。国や自治体などからの正確な情報をしっかり把握していただいて、『冷静に正しく恐れる、怖がる』ことが大事だと思う」と呼び掛けました。
 感染の経緯については、「調査結果がわかれば個人が特定されない範囲で伝えていきたい」と述べ、可能な範囲で説明していく考えを示しました。

 2020年2月20日(木)

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