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■厚労省職員ら2人が新型コロナウイルスに感染 クルーズ船で業務 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、業務に当たっていた厚生労働省と内閣官房の職員合わせて2人の感染が、新たに確認されました。
 感染が確認されたのは、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で業務に当たっていた厚生労働省の40歳代の男性職員と内閣官房の30歳代の男性職員の合わせて2人です。
 このうち厚労省の40歳代の男性職員は2月12日から船内で業務を行い、18日に発熱などの症状が出てウイルス検査を行った結果、20日、感染が確認されました。東京都内の医療機関に搬送されましたが、その際には発熱などはありませんでした。3日前に感染が明らかになった厚労省の職員とは別のチームで業務に当たっていたということです。
 また内閣官房の30歳代の男性職員は2月11日から船内で業務に当たっており、18日にせきなどの症状が出た後、37度台の発熱があったためウイルス検査を行った結果、20日、感染が確認されました。
 職員は医療機関に搬送されて入院し治療を受けていますが、搬送時には発熱や呼吸器系の症状はありませんでした。
 厚労省によりますと、2人とも横浜市内の民間の宿泊施設に滞在し、クルーズ船までの移動には公共交通機関は利用しておらず、いずれも「濃厚接触者はいない」と話しているということです。
 厚労省は、2人の発症前の行動を確認するなどして感染経路を調べています。
 クルーズ船では、これまで船内で業務に当たっていた検疫官と厚労省の職員の2人が感染しており、感染が確認された国の職員はこれで4人となりました。

 2020年2月20日(木)

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