■新型コロナウイルス、中年・若年層も警戒を 50歳未満の15%は中・重症とWHO [健康ダイジェスト]
世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は27日にジュネーブで行った記者会見で、新型コロナウイルスは高齢者だけでなく、すべての世代が注意を要すると警告しました。
これまでの集計によると、50歳未満の感染者のうち、おおむね10~15%が「中程度から重い症状」を示しているといいます。
「中程度」とは、肺炎症状があるものの、自力呼吸が可能な状態。
ライアン氏は、「韓国では死者の2割が60歳未満、イタリアでは集中治療を受けている患者の15%が50歳未満だ」と指摘。さらに、「20~30歳代の罹患(りかん)者は、非常にまれだが相当深刻な症状を示すこともある」と述べました。
2020年3月28日(土)
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