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■マイクロプラスチック、国内の川や港で高率で検出 100カ所中98カ所から [健康ダイジェスト]

 生態系への影響が懸念されているマイクロプラスチックについて、環境調査を行う団体が国内の川や港など100カ所を調べたところ、98カ所からマイクロプラスチックが検出されたと発表しました。
 調査を行ったのは一般社団法人「ピリカ」で、昨年、大学の研究者とともに12の都府県の川や港、湖の計100カ所で水を採取し、大きさ5ミリ以下のマイクロプラスチックが含まれているか調べました。
 その結果、98カ所でマイクロプラスチックが検出されたということです。
 検出されたマイクロプラスチックがもともと何だったかを分析したところ、人工芝や農業用の肥料を入れる微細なカプセル、プラスチック製のロープや工事などに使うシートとみられるものが多かったということです。
 ピリカの代表の小嶌不二夫さんは、「さまざまな業界で使われているプラスチック製品が海に流れ込む段階で、すでにマイクロプラスチックになっていることがわかった。さらに実態を調べるとともに企業や自治体などと問題の解決に向けて話し合っていきたい」と話しています。

 2020年3月29日(日)

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