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■スペインの感染者数12万人超でイタリア上回る 新型コロナウイルスで非常事態宣言を延長 [健康ダイジェスト]

 スペイン政府は4日、新型コロナウイルスの感染者の数が12万4736人になったと発表し、感染者数で初めてイタリアを上回り、世界で最も多いアメリカに次ぐ多さとなりました。
 スペインのサンチェス首相は、全土に出している非常事態宣言の期間を再び延長して4月25日までにすると発表し、国民の外出を制限する措置は合わせて6週間におよぶことになりました。
 スペイン政府は4日、新型コロナウイルスの感染者が前日に比べて7026人増え、12万4736人になったと発表しました。これによってスペインは、感染者数で初めてイタリアを上回り、アメリカに次ぐ多さとなりました。
 また、死者の数は前日より809人増えて1万1744人となり、世界で最も多いイタリアに次いで多くなっています。
 スペインのサンチェス首相は4日、記者会見し「感染拡大を食い止めるには、より時間が必要だ」と述べ、非常事態宣言の期間を再び延長して、期限をこれまでの4月11日から25日まで2週間延長すると発表しました。
 スペインでは非常事態宣言に伴って、3月14日から食料品の買い出しなどで必要な場合を除き、外出が厳しく制限されており、期間の再延長に伴って外出制限は計6週間におよぶことになります。
 一方、外出制限を巡っては、ヨーロッパで最も早く実施したイタリアで感染者が増加するペースの抑制につながったとして、その効果が評価されています。
 イタリアのスペランツァ保健相は4日、テレビ局のインタビューで「新型コロナウイルスは現時点ではワクチンも治療方法も確立されていない。人と人の間で距離をとることが唯一の道だ」と述べ、イタリア全土で4月13日までとなっている外出制限を引き続き守るよう国民に訴えました。

 2020年4月5日(日)

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