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■新型コロナウイルス、世界の死者70万人超 深刻な感染拡大続く [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに感染して亡くなった人が、世界全体で70万人を超えました。アメリカや中南米、インドなど各地で深刻な感染拡大が続いています。
 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の5日午後4時の時点で、世界全体で1854万3662人となっています。
 また、亡くなった人は70万714人と、70万人を超えました。過去2週間のデータをもとにロイター通信が計算したところ、15秒に1人のペースで人が亡くなっているということです。
 感染者が最も多い国はアメリカで477万1236人、次いでブラジルが280万1921人、インドが190万8254人、ロシアが85万9762人、南アフリカが52万1318人となっています。
 死者の最も多い国はアメリカで15万6807人、次いでブラジルが9万5819人、メキシコが4万8869人、イギリスが4万6295人、インドが3万9795人となっています。
 アメリカのほか、中南米で感染拡大が目立っており、ブラジルやメキシコ以外でもペルーやチリ、コロンビアで感染者が増えています。
 ブラジルでは、新型コロナウイルスの感染者数が毎日5万人のペースで増加しており、8月4日の時点で累計で280万人に達したほか、死者も9万5000人と、いずれもアメリカに次いで2番目に多くなっています。
 また、インドでも7月下旬から1日当たりの感染者が5万人を超えており、累計の感染者がアメリカ、ブラジルに次いで3番目に多くなっています。
 一方、イタリアで行われた新型コロナウイルスの大規模な抗体検査で、30%近くが無症状だったことが明らかになり、イタリア政府は気付かないうちに感染を広げかねないとしてマスクの着用など感染予防策を怠らないよう呼び掛けています。
 イタリアではヨーロッパで最初に新型コロナウイルスの感染が拡大し、3万5000人以上が亡くなりました。
 保健省は感染の実態を調べるため、今年5月下旬から3週間かけて全国で6万5000人近くに抗体検査を行いました。
 3日、抗体検査結果に基づく分析が発表され、イタリアの人口の2・5%に当たる148万人余りが抗体を保有していると推定されるとしています。
 イタリアでは6月中旬の時点で24万人近くの感染が確認されていますが、その6倍以上が感染していたとみられるとしています。
 また、抗体がある人のうち27・3%が発熱やせき、味覚の異常などの症状を1度も経験しなかったということです。
 世界保健機関(WHO)は無症状の人からどの程度感染するかは明らかになっていないとしていますが、記者会見に出席した専門家は「無症状のため気付きにくく、感染を広げかねない」と述べ、マスクを着用したり人との距離を十分とったりと感染予防策を怠らないよう呼び掛けています。

 2020年8月5日(水)

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