■東京都、新たに429人の新型コロナウイルス感染を確認 400人超は２日連続

　東京都は８日、新型コロナウイルスの感染者が新たに429人確認されたと発表しました。７日の462人に続き、２日連続の400人台となりました。１日当たりの感染者が200人を超えるのは、12日連続となりました。
　８日の429人を年代別でみると、最多は20歳代の164人で、30歳代が110人。この世代で全体の約64%を占めました。40歳代が54人、50歳代が41人、60歳代と10歳代が各15人、70歳代が14人、10歳未満が７人、90歳代が５人、80歳代が４人でした。
　８日時点で感染経路がわからない人は、全体の約64%に当たる273人でした。
　感染経路別でみると、接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」関連が26人、施設内が14人、職場内が21人、家庭内が43人、会食が21人などでした。
　これで都内で感染が確認された人は、１万5536人になります。８日に死亡が確認された人は、いませんでした。
　一方、８日の時点で重症の患者は、７日より２人増えて25人だということです。
　入院患者は８日時点で1509人まで増え、６日の1476人を上回り、比較できる記録が残る５月中旬以降で最多となりました。
　神奈川県では新たな感染確認が過去最多の128人となり、３日連続で100人を超えました。相模原市の老人ホームで、これまでに入居者と従業員計17人の陽性が判明し、市はクラスター（感染者集団）と認定しました。
　埼玉県でも、新たに84人が陽性となりました。１日の感染者としては８月１日と２日の74人を上回り、これまでで最も多くなりました。
　84人のうち、埼玉県が発表したのが59人、さいたま市が10人、川口市が９人、越谷市が３人、川越市が３人となっています。
　石川県では、県内の飲食店で日中に開催したカラオケ大会に参加した70歳代の男女７人の感染を確認。関係する感染者は計13人となり、県はクラスターと認定しました。

　２０２０年８月８日（土）

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