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■世界の新型コロナウイルス感染者1937万人、死者72万人 中南米の死者が欧州を抜き世界最多に [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の8日午後3時の時点で、世界全体で1937万9517人となっています。
 また、亡くなった人は、72万1375人に上っています。
 感染者が多いのは、アメリカが494万1755人、ブラジルが296万2442人、インドが208万8611人、ロシアが87万5378人、南アフリカが54万5476人となっています。
 亡くなった人が多いのは、アメリカが16万1347人、ブラジルが9万9572人、メキシコ5万1311人、イギリス4万6596人、インドが4万2518人となっています。
 8日午前2時の時点で、中南米・カリブ海諸国の新型コロナウイルスによる死者が欧州を抜き、地域別で世界最多となりました。
 中南米・カリブ海諸国の死者数は21万3120人に上り、欧州を460人上回りました。ここ1週間の世界の死者4万1500人のうち、44%に当たる1万8300人が中南米・カリブ海諸国で確認されました。
 同地域は、感染者数も世界最多の530万人となっています。うち過半数の290万人がブラジルの感染者で、同国では9万8500人が死亡し、アメリカに次ぎ世界で2番目に大きな被害が出ています。
 ブラジルでは、1日当たり5万人を超える人が新たに感染しており、自治体の中には感染の拡大を防ぐために無料のPCR検査を行うなど、検査態勢の拡充の動きが広がっています。
 ブラジルでは、1日当たりの感染者の数は多い日で5万人余りと増加傾向が続いており、経済活動の再開に伴って無症状の人から感染が広がるケースも確認されています。
 7日現在、感染者の数は累計で296万人以上、死者の数も9万9000人を超え、いずれもアメリカに次いで2番目に多くなっています。
 こうした状況を受けて、最大都市サンパウロの中心部にある大型ショッピングセンターでは、8月から州政府による無料のPCR検査が始まりました。
 検査は1日400人を定員にドライブスルー形式で行われ、多くの人が車に乗ったまま次々と検査を受けていました。
 検査結果は3日ほどで、本人にメールで通知されるということです。
 こうした無料のPCR検査は、感染が広がるリオデジャネイロでも始まっています。
 ブラジルでは、1日当たり最大で20万件程度のPCR検査が可能だといわれ、お金を支払えば比較的容易に検査を受けることができます。
 しかし、検査には日本円で5000円から1万円ほどかかり、貧困地区の住民などが検査を受けるのは難しいのが実情で、検査態勢のさらなる拡充が求められています。

 2020年8月8日(土)

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