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■世界の新型コロナウイルス感染者1963万人、死者72万人 アメリカの感染者500万人に迫り、ブラジルは300万人を超える [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の9日午後3時の時点で、世界全体で1963万8142人となっています。また、亡くなった人は、72万6786人に上っています。
 このうち感染者が最も多い国はアメリカで499万8017人、次いでブラジルが301万2412人、インドが215万3010人、ロシアが88万563人、南アフリカが55万3188人となっています。
 亡くなった人が最も多い国もアメリカで16万2425人、次いでブラジルが10万477人、メキシコが5万2006人、イギリスが4万6651人、インドが4万3379人となっています。
 アメリカでは、新型コロナウイルスの感染者数が500万人に迫っています。多くの州では検査の遅れによる感染の封じ込めの失敗や、地域ごとの対策のばらつきなどが原因となって、感染の拡大に歯止がかからず、深刻な状況が続いています。
 ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、アメリカの累計の感染者数は、日本時間9日午前11時の段階で、およそ499万5000人と500万人に迫り、世界で最も多くなっています。
 アメリカ・ABCテレビなどの分析によりますと、全米20の州で検査の数に占める陽性の人の割合が増加傾向にあり、27の州で入院者数が増加傾向にあるということです。
 こうした中、各地では検査の増加で対応が追い付かず、7月にアメリカの複数の大学が、全米のおよそ1万9000人を対象に行った調査では、検査の結果が出るまでに平均で4日かかりましたが、中には10日以上かかったケースも全体の10%以上あったということです。
 この調査をまとめた報告書では、「感染者を追跡、隔離して感染の拡大を止めるには検査に時間がかかりすぎている」と感染の封じ込めが困難になっている実態を指摘しています。
 感染の拡大を受けて、多くの州で経済活動の再開が中断されましたが、中西部サウスダコタ州などでは大規模な集会の規制をしておらず、州ごとの対策のばらつきなどが原因となって感染の拡大に歯止めがかからず、深刻な状況が続いています。
 一方、ブラジル保健省は8日、同国で新型コロナウイルスに感染して死亡した人が10万人を超え、感染が確認された人は300万人を超えたと明らかにしました。
 同省が発表した最新の統計によると、同国では過去24時間で新型コロナウイルスによる死者が905人増えて10万477人、感染が確認された人は4万9970人増えて301万2412人になりました。
 ブラジルは、アメリカに次いで世界で2番目に新型コロナウイルスの被害が大きい国になっています。しかし、専門家の間では、ブラジルは検査が不十分なため実際の感染者は最大で公式統計の6倍に達している恐れもあるという推計もあります。
 ブラジル初の新型コロナウイルス感染者は、サンパウロで2月26日に確認されました。流行発生から6カ月目に入っているものの、流行沈静化の兆しはみえていません。

 2020年8月9日(日)

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