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■世界の新型コロナウイルス感染者3116万人、死者96万人 イギリスなどヨーロッパで感染再拡大 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の22日午前3時の時点で、世界全体で3116万3450人となりました。また、亡くなった人は、96万2008人に上っています。
 感染者の多い国は、アメリカが682万3904人、インドが548万7580人、ブラジルが454万4629人、ロシアが110万5048人、ペルーが76万8895人の順となっています。
 死者の多い国は、アメリカが19万9636人、ブラジルが13万6895人、インドが8万7882人、メキシコが7万3493人、イギリスが4万1877人の順となっています。
 アメリカでは、国内の半数以上の州で新型コロナウイルスの新規感染者が増え続け、死者は計20万人に迫っています。ジョンズ・ホプキンス大学による21日時点の集計によると、全50州のうち28州で新規感染者が前週より増え、減っているのはわずか6州。
 検査の陽性率も、27州と自治領プエルトリコでは、世界保健機関(WHO)が経済活動再開の基準とした5%のラインを上回っています。陽性率が1%未満にとどまっているのは、ニューヨークなど5州だけです。
 新型コロナウイルスの感染が再び広がっているヨーロッパでは、スペインで感染状況が深刻な首都マドリード周辺の一部の地区で住民の出入りが原則として禁止されたほか、イギリスでも新たな感染対策が検討されるなど各国が対応に追われています。
 スペインでは、1日の新たな感染者数が4000人を超えており、地元当局は、特に感染状況が深刻な首都マドリードの南部など一部の地区について、21日から通勤や通学などを除き住民の出入りを原則として禁止しました。
 21日朝からは、警察がこうした地区の入り口、およそ60カ所で検問を行い、出入りする人に対して許可証の提示を求める姿がみられました。
 一方、新型コロナウイルスに感染して亡くなった人が4万人を超えてヨーロッパで最も多いイギリスでも、1日の感染者数が4000人を超える日があるなど感染が再び拡大しています。
 イギリス政府で対策に当たっている首席科学顧問らは21日に記者会見し、「現状のままでは10月中旬に1日当たりの新規感染者が5万人に達する」と警告しました。
 これを受けて政府は22日、5段階の新型コロナウイルスの警戒レベルをそれまでの3から、「感染の急増」を示す4に引き上げました。政府の定義では、この段階では人と人の距離の確保の徹底が求められます。
 22日中に発表される新たな感染対策では、経済への打撃を考慮し、3月下旬から実施した全土での都市封鎖(ロックダウン)の導入は見送る見通し。まずは飲食店の営業時間の短縮や異なる家族間の交流制限など、部分的な対策を打ち出すとみられます。
 記者会見で首席科学顧問らは、感染者が7日ごとに倍増しており、この状況を放置すれば入院者数と死者数の上昇につながると指摘。「現状のままなら、11月半ばには1日当たりの死者が200人以上に達する」とも予測しました。
 イギリスの1日当たりの新規感染者は3ケタに収まっていたものの、経済再開や夏季休暇による人の移動の増加に伴って急増し、足元では4000人を超えています。入院者や重症者数も増加に転じており、すでにイギリスの1000万人以上が自治体ごとに導入された外出制限などの影響を受けています。

 2020年9月22日(火)

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