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■インフルエンザ患者、20日までの1週間で4人 前年の1000分の1以下に [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念されているインフルエンザについて、全国の最新の発生状況が発表されました。
 今のところ流行の兆しはほとんどみられていませんが、国立感染症研究所は今後の流行状況に注意して、早めにワクチンを接種するよう呼び掛けています。
 厚生労働省は毎年9月以降、事前に選ばれた全国約5000の医療機関を対象にインフルエンザの患者数を調べています。それによりますと、9月20日までの1週間に、医療機関から報告があった患者数は、大阪府と沖縄県でそれぞれ2人で、全国で合わせて4人でした。
 インフルエンザは1医療機関当たりの1週間の患者数が全国で1人を超えると全国的な流行期入りとされていますが、今の時点では0・0008人と大きく下回っています。また、2019年の同じ時期の患者5716人と比べて、1000分の1以下となっており、大幅に減少しています。
 国立感染症研究所によりますと、インフルエンザの全国的な流行が始まるのは例年、11月から12月ごろで、年によって時期は異なるということです。
 このため、引き続き、新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念されるということで、今後の流行状況に注意が必要だということです。
 分析を行っている国立感染症研究所の砂川富正室長は、「新型コロナウイルス対策の効果などでインフルエンザも抑えられているとみられるが、今後、増加する可能性もあり、注意が必要だ。流行に備えて、早めにワクチンを接種をしてほしい」と話しています。

 2020年9月28日(月)

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