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■大型クルーズ船の運航再開、第1号は「にっぽん丸」 26日に長崎県で観光 [健康ダイジェスト]

 商船三井客船の大型クルーズ船「にっぽん丸」が、10月26日に長崎県の佐世保港に寄港することになりました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、今春から国内ではクルーズ船は事実上航行できない状態が続いており、一般観光客を乗せての再開は全国初となります。港を管理する佐世保市も独自の対策を練り、受け入れを決めました。
 佐世保市によると、今回のクルーズはJR四国などが企画したツアーで、四国で集客しました。25日午前に愛媛県の新居浜港を出港し、26日午前8時に佐世保に入港します。乗客はハウステンボスや九十九島観光などを楽しみ、同日午後6時に出港。翌27日午後、新居浜港に戻る予定。
 クルーズ船の運航再開に向け、日本外航客船協会は船会社が講じるべき対策を9月に発表し、日本港湾協会も旅客ターミナルなどで港湾管理者が取るべき対策を9月に発表。国土交通省も、寄港先の港湾管理者などに求める事項を示しました。
 今回はこれに沿った全国初のクルーズ船の運航で、船の定員530人に対し乗客は約200人、乗員を約100人に絞ります。全員、乗船14日前から体調不良の有無を記録し、2日前にはPCR検査で陰性を確認。当日も発熱の有無を診ます。同室の人以外は濃厚接触しないよう航行中も対策を取るといいます。
 佐世保市は、寄港当日までに市内で週7人以上の感染が確認された場合は、寄港の許可を取り消します。上陸後に発熱などの症状が出たら、船内の医師の診断を受けた上で船内隔離するよう求めます。
 クルーズ船を巡っては2月に横浜港に停泊中のダイヤモンド・プリンセスで、4月には長崎港に停泊していたコスタ・アトランチカで新型コロナウイルスの集団感染が発生しました。
 以降、クルーズ船の運航は軒並み休止しましたが、国内では「飛鳥Ⅱ」を運航する郵船クルーズも9月に再開を発表し、11月2日に静岡県の清水港に寄港するなど、全世界的に再開の動きが出てます。
 商船三井客船の「にっぽん丸」は、2020年内は主に2泊程度のショートクルーズで運航。クリスマスのサンタクルーズや、年末年始の迎春クルーズといった冬の定番クルーズのほか、新機軸のクルーズとして「にっぽん丸Luxury」を横浜港と神戸港発着で行うそうです。

 2020年10月23日(金)

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