SSブログ

■成田空港に誰でも検査を受けられるPCRセンターを開設 陰性なら2時間後に証明書も [健康ダイジェスト]

 成田空港に11月2日、ビジネス客の渡航再開に向けて、PCRセンターが開設されます。出国前に新型コロナウイルスに感染していないことを確認し、相手国に陰性証明書を提出することで、渡航を円滑に進めます。
 成田国際空港会社(NAA)と日本医科大学(東京都文京区)が22日、発表しました。
 PCRセンターは第1ターミナルと第2ターミナルの計2カ所に開設し、検査能力は1日700人。第2ターミナルでクリニックを開業している日本医科大学が24時間態勢、計約30人のスタッフで運営します。鼻から採取した検体を分析し、ウイルスが検出されなければ、受け付けから最短で約2時間後に陰性証明書を受け取ることができるといいます。
 当面はビジネスで出国する人の利用を想定していて、急な出張にも対応できるよう事前予約なしでも受け付け、出国以外で感染の有無を確かめたい人も検査が受けられます。費用は保険適用外の自由診療で、3万9800~4万6500円。国内空港で検査機器を備えた本格的なPCRセンターは、初となります。
 陰性証明書の発行は各国の様式に対応し、日本医科大付属の医療機関以外で検査を受けた場合でも、紹介状や検査結果を持参すれば発行します。
 年中無休、24時間営業ですが、検査受診は午前9時~午後5時、証明書発行のみでも午前9時~午後9時以外の時間帯は、時間外料金がかかります。
 記者会見したNAAの田村明比古社長は、「今後の国際的な人の往来には重要な施設」と話し、日本医科大の坂本篤裕理事長は、「検査機器を空港に持ってくることで検査のスピードがアップした。ビジネス渡航者以外で感染を確かめたい人も利用してほしい」と述べています。

 2020年10月23日(金)

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。