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■東京都、新型コロナに311人が感染 1カ月間の感染者は9857人に上る [健康ダイジェスト]

 東京都は11月30日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて311人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。11月の1カ月間に感染が確認されたのは9857人となり、月ごとでは8月の8125人を上回って過去最多となりました。
 一方、都の基準で集計した30日時点の重症の患者は70人となり、今年5月に緊急事態宣言が解除された以後では最も多くなりました。
 新規感染者311人を年代別でみると、10歳未満が7人、10歳代が17人、20歳代が68人、30歳代が51人、40歳代が69人、50歳代が32人、60歳代が27人、70歳代が14人、80歳代が23人、90歳代が3人。
 月曜日は、土曜日や日曜日に休診の医療機関が多いため、発表人数が比較的少ない傾向がありますが、30日の311人は、月曜日としては1週間前の314人に次いでこれまでで2番目に多くなりました。
 311人のうち、約56%に当たる174人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、約44%の137人は、これまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳をみると、「家庭内」が最も多く69人、次いで「施設内」が45人、「職場内」が12人、「会食」が11人、「夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者」が5人などとなっています。
 このうち、施設内では、武蔵野市にある「吉祥寺南病院」で入院患者と職員合わせて27人の感染が確認され、都に報告されたのは33人になりました。
 3連休中にゴルフや会食に出掛けた人たちの感染も、相次いでいるといいます。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて4万939人に上りました。
 東京都によりますと、都内で30日までに感染が確認された4万939人のうち、入院中の人は、29日より81人増えて1661人。入院患者のうち、都の基準で集計した30日時点の重症の患者は、29日より3人増えて70人となり、今年5月に緊急事態宣言が解除された以後では最も多くなりました
 重症の患者を年代別にみると、70歳代が29人、80歳代が14人、60歳代が13人、50歳代が12人、40歳代が2人となっています。
 都の担当者は、「50歳代以上の感染確認が増えているのに比例して重症者が増えていると思われる。一気に増えると医療現場も対応に苦労する可能性があり非常に心配だ。50歳代以上の感染を減らすことが重要だ。いろいろ専門家の意見があるかもしれないが、我々としては都内の重症者用の病床は、医療機関から報告を受けている150床を確保していると認識している。70人まで増えているが、受け入れられないという話は聞いてないので、医療機関でまだ対応できると認識している」としています。
 一方、30日現在、自宅で療養している人は1015人となり、初めて1000人を超えました。
これについて、都の担当者は「無症状の人と10歳代以下が増えていることが要因として考えられる」と話しています。
 また、東京都は、感染が確認されていた60歳代の女性が死亡したと明らかにしました。都内で死亡した人は、合わせて489人になりました。

 2020年12月1日(火)

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