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■新型コロナ、世界の感染者9449万人 死者202万人 セルビアに中国製のワクチン到着、ヨーロッパでの供給は初 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の17日午後3時の時点で、世界全体で9449万863人となりました。また、感染して亡くなった人は、202万2059人となっています。
 感染者の多い国はアメリカで2375万4315人、次いで、インドが1055万7985人、ブラジルが845万5059人、ロシアが350万7201人、イギリスが336万7070人となっています。
 死者の多い国はアメリカで39万5785人、次いで、ブラジルが20万9296人、インドが15万2274人、メキシコが14万241人、イギリスが8万8747人となっています。
 ヨーロッパのセルビアでは16日、中国国有製薬大手の中国医薬集団(シノファーム)が開発した新型コロナウイルスを積んだチャーター機が、首都ベオグラードの空港に到着しました。ヨーロッパで中国のワクチンの供給を受けるのは初めてだとしています。
 ワクチンは100万回分だということで、空港にはアレクサンダル・ブチッチ大統領が自ら出迎え、「習近平国家主席と中国指導部に感謝する」と歓迎しました。
 セルビアでは、アメリカの製薬大手ファイザーなどが開発したワクチンや、ロシアのワクチン「スプートニクⅤ」の接種がすでに始まっており、当局がシノファームのワクチンの使用を許可すれば、早ければ17日にも接種が始まる見通しだということです。
 セルビアは、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」や、マスクなどの大量の医療物資を輸出した「マスク外交」などを通じて中国と関係が深く、ブチッチ大統領は「ヨーロッパで最初に中国のワクチンの供給を受けた国となった」としています。
 ヨーロッパでは、中国と経済的な関係が深いハンガリーでも、シノファームのワクチンを調達する調整が進められています。
 中国は「ワクチンは世界の公共財だ」とアピールして、東南アジア各国などに積極的に提供し始めており、各国との関係強化につなげようとしています。

 2021年1月17日(日)

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