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■新型コロナ、世界の感染者9555万人 死者204万人 「感染拡大初期段階で中国の対応に遅れ」、WHO独立委員会 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の19日午後3時の時点で、世界全体で9555万5533人となりました。また、感染して亡くなった人は、204万85人となっています。
 感染者が最も多いのはアメリカで2407万4658人、次いでインドが1058万1823人、ブラジルが851万1770人、ロシアが355万2888人、イギリスが344万3350人となっています。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで39万8981人、次いで、ブラジルが21万299人、インドが15万2556人、メキシコが14万1248人、イギリスが9万31人となっています。
 新型コロナウイルスの大流行を巡る世界の対応について調査している独立委員会は18日、同ウイルス感染症が中国で最初に報告された際、世界保健機関(WHO)と中国政府はより迅速に行動できたはずだとの見解を示しました。
 昨年7月にWHOに設置された「パンデミック(世界的な大流行)の事前準備および対応に関する独立委員会」は、その第2報告書で、感染拡大の初期段階の時系列評価から、「より迅速に行動し得た初期兆候の可能性が示唆された」と発表しました。
 独立委員会は報告書で、一昨年12月の時点で中国・湖北省の武漢で確認された原因不明の肺炎は新型のウイルスによるものだと予測できただけの証拠があるとしています。
 その上で、「明白なのは、中国の保健当局は昨年1月の時点でより強力な公衆衛生上の措置を取れたはずだということだ」として、感染拡大の初期段階で中国の対応に遅れがあったと指摘しています。
 独立委員会はさらに、新型コロナウイルス危機の初期対応に二の足を踏んだWHOを批判。WHOが新型コロナウイルスの緊急会合を昨年1月22日まで開かなかったことや、緊急会合がWHOの警告として最もレベルの高い「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の宣言で合意するまで、その後1週間かかったことを、批判の理由に挙げました。
 報告書は、「緊急会合がなぜ1月第3週まで開かれなかったのかも、会合の(中略)最初の招集で、なぜ「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の宣言で合意に至れなかったかも明白ではない」と指摘しています。
 独立委員会は19日に開かれるWHOの執行理事会で中間報告を示した後、5月のWHO年次総会に最終報告を提出する予定です。

 2021年1月19日(火)

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