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■政府、インドなどを水際対策強化の対象国に指定へ 新型コロナ変異ウイルス流行で [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染が急拡大しているインドについて、変異ウイルスの影響が指摘されていることから、政府は近く水際対策を強化する対象国に指定して入国後の検査などを求める方針を決めました。
 インドでは、1日の新たな感染者数が連日30万人を超え、要因の1つとしてインドで最初に確認された変異ウイルスの影響が指摘されています。
 日本でも26日までに、空港の検疫で20件、東京都で1件の感染が確認されており、政府は近くインドについて、水際対策を強化する対象国に指定する方針を決めました。
 具体的には、インドから日本に入国する人に検疫所が確保した宿泊施設で待機するよう求め、入国から3日目に改めて検査を行います。
 結果が陰性でも、公共交通機関を使わず移動し、自宅などで入国後計14日間が経過するまで待機することを求めるということです。
 政府は、水際対策を強化する対象にインドのほか、ペルーや、アメリカの4つの州(テネシー州、フロリダ州、ミシガン州、ミネソタ州)も追加する方針で、5月1日の午前0時から運用を始めることにしています。
 政府は、これまでイギリスや南アフリカなど合わせて29の国や地域を水際対策を強化する対象に指定しています。

 2021年4月29日(木)




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