■東京都内の自宅療養者、1万1018人に上る 1カ月で約11倍に急増 [健康ダイジェスト]
東京都内で新型コロナウイルスの感染が急拡大しているのに伴い、自宅で療養している人も、この1カ月でおよそ11倍に急増しています。
7月31日時点で初めて1万人を超えて1万392人となり、かつてないペースで増えています。
東京都内では、自宅で療養している人が、およそ1カ月前の7月1日時点で1006人でしたが、その後、感染の拡大とともに増え続けています。
7月15日に2000人を超えると、8日後の23日に5000人、さらにその4日後の27日に6000人を超えました。ここからさらに増加のスピードが上がり、6000人を超えた翌日の28日に7000人、29日に8000人、30日に9000人をそれぞれ突破し、31日に初めて1万人を超えて1万392人となりました。8月1日時点では、1万1000人を超え1万1018人となりました。
この1カ月でおよそ11倍の急増で、かつてないペースで増えています。
東京都の小池百合子知事は都庁で記者団に対し、「今は圧倒的に無症状と軽症が多く、若い方々の比率も高いので、自宅で療養しているケースが多い。今、各保健所が陽性者の急増によってかなり厳しいこともあり、去年の11月ごろから都としてフォローアップセンターという機能を保健所のバックアップでつけている」と述べました。
その上で、「これからも拡大が続くことを念頭に、考え方や在り方をどうやって改善していくかについて国とも連携しながら進めていく。40代、50代のワクチン接種を加速し、自ら守っていただくなど、総合的に進めていく」と述べました。
厚生労働省は、「20代から40代の若い世代の新規感染者が多いことが自宅療養者数が増えている要因と考えられる。このまま感染者が増えていくと入院や療養先の調整が遅れてくる可能性があり医療への負担が懸念される」としています。
自宅療養者の往診に当たる医師は、症状の重い患者を在宅のまま治療せざるを得なくなる事態になるのではないかと危機感を強めています。
2021年8月2日(月)
7月31日時点で初めて1万人を超えて1万392人となり、かつてないペースで増えています。
東京都内では、自宅で療養している人が、およそ1カ月前の7月1日時点で1006人でしたが、その後、感染の拡大とともに増え続けています。
7月15日に2000人を超えると、8日後の23日に5000人、さらにその4日後の27日に6000人を超えました。ここからさらに増加のスピードが上がり、6000人を超えた翌日の28日に7000人、29日に8000人、30日に9000人をそれぞれ突破し、31日に初めて1万人を超えて1万392人となりました。8月1日時点では、1万1000人を超え1万1018人となりました。
この1カ月でおよそ11倍の急増で、かつてないペースで増えています。
東京都の小池百合子知事は都庁で記者団に対し、「今は圧倒的に無症状と軽症が多く、若い方々の比率も高いので、自宅で療養しているケースが多い。今、各保健所が陽性者の急増によってかなり厳しいこともあり、去年の11月ごろから都としてフォローアップセンターという機能を保健所のバックアップでつけている」と述べました。
その上で、「これからも拡大が続くことを念頭に、考え方や在り方をどうやって改善していくかについて国とも連携しながら進めていく。40代、50代のワクチン接種を加速し、自ら守っていただくなど、総合的に進めていく」と述べました。
厚生労働省は、「20代から40代の若い世代の新規感染者が多いことが自宅療養者数が増えている要因と考えられる。このまま感染者が増えていくと入院や療養先の調整が遅れてくる可能性があり医療への負担が懸念される」としています。
自宅療養者の往診に当たる医師は、症状の重い患者を在宅のまま治療せざるを得なくなる事態になるのではないかと危機感を強めています。
2021年8月2日(月)
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