■中国、数百万人対象に外出制限 20以上の都市でデルタ型変異ウイルス感染拡大 [健康ダイジェスト]
中国は2日、新型コロナウイルスの流行がここ数カ月で最大規模となっていることを受け、数百万人を対象に外出制限を課しました。感染封じ込め策として、大規模検査や移動制限も実施されています。
20以上の都市と10以上の省でデルタ型変異ウイルスの感染が急拡大しており、2日には本土で新たに55人の市中感染が報告されました。
北京市など主要都市は現在、住民数百万人に検査を実施しているほか、複数の居住区を封鎖し、濃厚接触者を隔離しています。
公式発表によると、湖南省株洲市では2日、3週間の厳格なロックダウン(都市封鎖)が導入され、住民120万人以上が自宅待機を命じられました。また、市内全域で検査とワクチンの集団接種が進められています。
中国では2019年末に、湖北省武漢市から新型コロナウイルスの流行が広がりました。その後、政府は国内感染例を事実上ゼロにすることに成功したとうたい、経済を回復させてきました。
しかし、7月20日、江蘇省南京市の国際空港で清掃員9人の陽性が判明し、集団感染が発生。感染が再拡大し、過去2週間で360人以上の市中感染が報告されています。
株洲近くの観光地、張家界では7月、劇場で集団感染が発生し、観客を通じて全国各地に新型コロナウイルスが拡散しました。
張家界は7月30日、全住民150万人を対象にロックダウンを導入しました。
中国国家衛生健康委員会は、南京市や張家界から移動した人の追跡を急いでおり、旅行者には感染が確認された地域を訪れないよう要請しています。
北京市の昌平区でも先週、4万1000人に外出制限令が出されました。
国家衛生健康委員会によると、2日には人気の観光地、海南省や、最近洪水に見舞われた河南省、山東省、雲南省などでも感染が確認されました。
2021年8月2日(月)
20以上の都市と10以上の省でデルタ型変異ウイルスの感染が急拡大しており、2日には本土で新たに55人の市中感染が報告されました。
北京市など主要都市は現在、住民数百万人に検査を実施しているほか、複数の居住区を封鎖し、濃厚接触者を隔離しています。
公式発表によると、湖南省株洲市では2日、3週間の厳格なロックダウン(都市封鎖)が導入され、住民120万人以上が自宅待機を命じられました。また、市内全域で検査とワクチンの集団接種が進められています。
中国では2019年末に、湖北省武漢市から新型コロナウイルスの流行が広がりました。その後、政府は国内感染例を事実上ゼロにすることに成功したとうたい、経済を回復させてきました。
しかし、7月20日、江蘇省南京市の国際空港で清掃員9人の陽性が判明し、集団感染が発生。感染が再拡大し、過去2週間で360人以上の市中感染が報告されています。
株洲近くの観光地、張家界では7月、劇場で集団感染が発生し、観客を通じて全国各地に新型コロナウイルスが拡散しました。
張家界は7月30日、全住民150万人を対象にロックダウンを導入しました。
中国国家衛生健康委員会は、南京市や張家界から移動した人の追跡を急いでおり、旅行者には感染が確認された地域を訪れないよう要請しています。
北京市の昌平区でも先週、4万1000人に外出制限令が出されました。
国家衛生健康委員会によると、2日には人気の観光地、海南省や、最近洪水に見舞われた河南省、山東省、雲南省などでも感染が確認されました。
2021年8月2日(月)
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