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■ファイザー製でもワクチンに異物、ゴム栓の破片か 沖縄県八重瀬町の接種会場で [健康ダイジェスト]

 沖縄県八重瀬町の公民館で実施したアメリカのファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、1瓶から黒色で線状の異物(約3ミリ)が確認されたことが30日、明らかになりました。この瓶のワクチンを接種した町民はいませんでしたが、同じロット番号のワクチンを計304人の町民が接種しました。これまでのところ、健康被害の情報は寄せられていないということです。
 町によると、29日午前、瓶から6本の注射器にワクチンを分ける作業を行っている際に、看護師が瓶に浮いている線状の異物を発見。町内で同じロット番号のワクチンを使用していた体育館の集団接種会場とともに、すぐに接種を中断しました。
 町は同日午後、国の指導を受け、別のロット番号のワクチンで接種を再開しました。
 町によると、ファイザー社の日本法人から「注射器の針を瓶のゴム栓に斜めに刺すなどし、削り取られた一部の破片が混入するコアリングの可能性が高い」との説明を受けたということで、異物が見付かった瓶を送って詳しく調べています。
 コアリングについては、沖縄県で使用予定だったアメリカのモデルナ製のワクチンで同様の事案が起こっており、厚生労働省はワクチンの品質に問題はないとして、「当該ロットのワクチン接種を差し控える必要はない」と判断しています。
 これを受け、八重瀬町も「異物らしきものが見付かった瓶からは接種しておらず、町民の不安をあおらないように対応していきたい」としました。今回の事例を今後、町のホームページで公表します。

 2021年8月30日(月)




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