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■東京都内で初めて宿泊療養中の死者 入院の方針決まるも間に合わず [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに感染し、東京都の宿泊療養施設に入っていた60歳代の男性が死亡しました。都内で宿泊療養中の人が亡くなるのは、初めてです。
 東京都によりますと、男性は13日夕方、都が用意した宿泊療養施設のホテルに入り、けん怠感があったものの体温は36・5度で血中酸素飽和度は99%だったことから、軽症と判断されました。
 14日朝、部屋から電話でけん怠感や足のふらつきを訴えたため、午前10時すぎにオンラインで医師の診察を受け、発熱はなく血液中の酸素濃度にも異常はみられなかったものの、足のふらつきがあったため入院することが決まりました。
 午後0時すぎに、入院先を伝えるため看護師が部屋に電話をかけましたがつながらず、午後0時半ごろ、病院に搬送するために部屋を訪ねたところ、意識がない状態で見付かったということで、男性は運ばれた病院で死亡が確認されました。基礎疾患はなかったとみられています。
 オンラインの診察を受けてから看護師が訪ねるまでの約2時間、男性の様子は確認できていなかったということです。
 都によりますと、都内の宿泊療養施設では、新型コロナが発生した昨春以降、約6万6000人を受け入れていますが、宿泊療養中の人が死亡したのは今回が初めてです。
 都の担当者は「男性に哀悼の意を示し、家族にお悔やみを申し上げたい。宿泊療養中の方には健康観察などを尽くしてきたが、結果として亡くなる方が出たのは大変残念だ」と話しています。

 2021年9月14日(火)




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