SSブログ

■鼻の中に噴霧するコロナワクチン、来年度に治験入り 塩野義製薬 [健康ダイジェスト]

 塩野義製薬は28日、鼻の中に噴霧する新型コロナウイルスのワクチンについて、2022年度から臨床試験(治験)を始めると発表しました。ウイルスが侵入する鼻や喉の粘膜に免疫をつけて感染を予防します。注射技術を持つ人材がいなくても投与できるため、医療環境が整っていない地域や新興国でも使いやすい利点があります。
 鼻に噴霧するタイプのワクチンについては、7月に、東京大学発の創薬スタートアップのHanaVaX(ハナバックス、東京都中央区)とライセンス契約を結んだと発表しています。薬の有効成分を多糖類を使って粘膜に届けるハナバックスの技術を活用して独占的にワクチンを開発し、全世界で販売する権利などを取得しました。
 また、塩野義製薬は28日、開発中の筋肉注射で投与する新型コロナワクチンについて、国内外でワクチン接種者への追加接種(ブースター接種)の治験を検討していることも明らかにしました。最終段階の治験を2021年内にも始め、2022年3月末までの実用化を目指します。
 開発中の新型コロナの飲み薬については、国内で最終段階の治験を始めました。対象は軽症や無症状の感染者で、ホテルなどの宿泊療養者も含みます。投与しやすい飲み薬のニーズは大きく、今回の治験で有効性と安全性を確かめ、早期の承認申請を目指します。
 この飲み薬は、ウイルスの増殖に必要な酵素の働きを妨げます。感染初期に服用し、重症化の防止と発熱やせきなどの症状改善を狙います。1日1回の服用を5日間続けます。7月に始めた第1段階の治験では、国内の20歳以上55歳以下の健康な成人75人を対象に投与し、安全性に大きな問題は認められなかったといいます。
 9月27日に始めた最終段階の第2~3段階の治験では、国内の軽症、無症状の患者2000人程度を対象に、軽症患者の症状回復までの時間や無症状患者の発症割合などを見て有効性を評価します。医師や看護師を派遣して、宿泊療養者も対象とします。
 開発と並行して生産拠点の整備も進めており、年末までに国内で100万人分の生産体制を整える準備を進めています。

 2021年9月30日(木)




nice!(0)  コメント(1) 

nice! 0

コメント 1

JeffreyCib

<a href=https://chel-week.ru/16932-v-chelyabinske-poluchennye-iz-oblastnogo.html>В Челябинске полученные из областного бюджета деньги направят хоккеистам \Трактора\"".</a> В Челябинске полученные из областного бюджета деньги направят на выплату зарплаты хоккеистам \Трактора\"... Челябинск Май 12 (Новый Регион Анна Ванина) – В Челябинске полученные"
by JeffreyCib (2021-09-30 22:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。