■国内で968人が新型コロナに感染、６月21日以来の1000人割れ

　国内では３日午後６時30分の時点で、東京都で161人、大阪府で136人、神奈川県で87人、愛知県で72人、兵庫県で59人、千葉県で58人、埼玉県で50人、福岡県で45人、広島県で40人など、岩手県、山梨県、宮崎県、鹿児島県を除く43都道府県と空港・海港検疫で、新たに計968の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。１日の新規感染者が1000人を下回るのは、868人が確認された６月21日以来。
　また、東京都で７人、神奈川県で４人、千葉県で１人、広島県で１人、愛知県で１人、福岡県で１人、茨城県で１人、香川県で１人、合わせて17人の死亡の発表がありました。
　国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め170万4845人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて170万5557人となっています。
　感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が１万7736人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて１万7749人。
　厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より23人減って696人となっています。
　東京都は３日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて161人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
　２日連続で200人を下回り、前週の日曜日からは138人減り、日曜日としては今年に入って最も少なくなりました。また、日曜日に200人を下回るのは、2020年11月８日以来、およそ11カ月ぶり。３日までの７日間平均は206・３人となり、今年に入って最も少なくなりました。
　都の担当者は、「緊急事態宣言の解除後の感染状況は10日から２週間程度たたないとデータとして出てこないので、今後も減少傾向が続くかはわからない。感染のリバウンドを起こさないために、引き続き対策を徹底した行動をお願いしたい」と呼び掛けています。
　新規感染者161人の年代別は、10歳未満が５人、10歳代が16人、20歳代が49人、30歳代が32人、40歳代が19人、50歳代が12人、60歳代が８人、70歳代が６人、80歳代が11人、90歳代が３人。
　感染経路が判明している人の内訳は、「家庭内」が最も多く36人で、次いで高齢者施設や医療機関などの「施設内」が14人、「職場内」が７人などとなっています。
　都の基準で集計した３日時点の重症患者は前日と同じ88人、重症者を含めた３日時点の入院患者は前日より31人減って901人でした。
　また都は、感染が確認された50歳代と60歳代、80歳代と90歳代の男女合わせて７人が死亡したことを明らかにしました。
　このうち80歳代の男性は保健所の健康観察を受けながら自宅療養を続けていましたが、１日に救急搬送され、死亡が確認されたということです。
　都内で感染して死亡した人は、計2954人になりました。

　２０２１年１０月３日（日）

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